セラピストの想い
アロマセラピストになるきっかけは
きっと幼稚園の頃からあったように思います。
親友が泣くと、ハンカチを取り出し、彼女の涙をぬぐっていた5歳の頃。
誰から教えられたわけでもないのに、自然と相手を守るような母性に近い
感情が生まれていました。
母親からは優し過ぎる、と叱られた思い出があります。
その優し過ぎる自分をどこかでずっと否定しつづけていた自分。
30代にアロマセラピストという仕事に出会ったとき、
人に優しくすることを良しとしてくれる場所があることが
あったんだ、とうれしくてうれしくて…たまりませんでした。
ようやく自分の場所が見つかった、と思ったのです。
MERRYNOTEでは、
サロンに足を運んでくださる皆さまに
◎手を通して、子ども原点回帰をする
小さい頃にお母さんに優しくされた気持ちを取り戻す。
◎言葉を通して、思いを聞く
体の状態はこころが作り出します。話すことも解決の方法です。
◎こころを通して、愛情と安心感を感じてもらう
手から伝わる互いの思い、感情や体の状態を通して、
今ここにいる自分を知るきっかけになればと思います。
先行きが見えない、心がすさむこういう時代だからこそ、
私たちは共に助け合い、一緒に生きているということを感じ、
誰もが乗り越えられる力、強さを持っているということに気づこう。
このメッセージをとても届けたいと思っていた2010年12月。
絆やつながりをとても意識していたときでした。
その思いは今も変わりません。
翌年、東日本大震災が起き、時代のメッセージでもあると実感しました。
ささやかな一人の力ですが、アロマテラピーを通して今を必死で生きる
一人でも多くの方に救いの手を差し出し、ピュアな気持ちでその方の
気持ちに真摯に向き合い、お力になれればこれほどうれしいことはありません。